平成22年10月22日(金) 蒲郡市民会館・蒲郡商工会議所
10月22日(金)、蒲郡市において、今年で48回目を迎える愛知県公立小中学校事務職員研究大会が開催されました。今回は、総会で承認されたグランドデザインの実践を進める最初の年にあたり、大きく「学校事務の将来を描く」と書かれたカラーリーフレットが配布されました。
このことについては、岩田会長の挨拶でも、「新しい時代に対応した質の高い学校事務の実現を目指すグランドデザインの実践に向けて取り組んでいます」と触れられています。また「私たち学校事務職員は教員と適切な役割分担を行いつつ学校の組織的教育力を高め、また学校と地域を結びつける学校運営のスペシャリストとしての誇りをもって、積極的に学校財務をはじめとした大事な役割を担っていく必要があります」との決意の言葉もありました。
そして御多忙中にもかかわらず多くの来賓の方々にお越しいただきました。「一人一人の資質・能力の向上、あるいは若手の育成は喫緊の課題になっています。どうか未来を担う子どもたちのために地道な研究活動と実践を続けられ、事務職員としての力を蓄えていただきますよう願いいたします」といったエールをはじめ、たくさんのお祝いの言葉をいただきました。
なお、開会式の後は、千葉大学教育学部教授 天笠 茂 先生による、「新しい学校づくりと学校事務」 ? 学校事務職員の役割と可能性 ? と題した講演が行われました。この講演内容については、後日発行の「学校事務だより」199号での掲載を予定しています。
午後からは、下記の4分科会がもたれ、各テーマで研究成果が発表されました。
◇第1分科会 『知って得する会計術』(事務支援部) - いっしょに学ぼう おカネの基礎知識 -
◇第2分科会 『一歩を踏み出すために! 学校事務組織化のヒント』(情報企画部)
- 県内・全国の状況と、会員の意識調査から見えてくるもの -
◇第3分科会 『提案型事務職員を目指すために』(愛日支部)
◇第4分科会 『学校クリエイティブ集団「ジムコ」!』(海部支部) - 新しい学校間連携の形を探る -
※ 各分科会の「研究のまとめ」研究集録については、ログインした「会員のページ」右サイドメニューからご覧いただけます。