平成18年度 愛知県公立小中学校事務職員研究大会
各分科会概要
第1分科会
『事務職員が生き生きと学校経営に参画できる環境づくり』
― 子どもたちが豊かに育つために求められるわたしたちの役割を考える ―
これからの学校は地域の実情・特色に応じ、またその特性を生かしながら保護者・地域と共につくり上げるものだと思います。そして学校と保護者が双方向で情報を受発信し、お互いを知ることで子どもを育むための良好な関係を築けると思います。こうした点をふまえ、子どもたちの豊かな成長のために事務職員として何ができるか、そして事務職員自身が生き生きと活動するにはどうしていくべきか考えたいと思います。(稲沢支部担当)
第2分科会
『学校事務の=Next Stage=』
― フットワーク・ネットワーク・チームワーク ―
教育改革が進む中、事務職員が積極的に学校経営に参画することが期待されています。学校経営に参画するとはどういうことなのか、何をすることなのかという課題に対し、「よい学校づくり」をすることと位置づけ、そのための具体的な方策を提案します。また、現状分析をした上で、学校事務のNextStageを見定め、個人の能力、資質に頼ってきた属人的な学校事務を見直し、「フットワーク」、「ネットワーク」、「チームワーク」を駆使して、より質の高い学校事務を創造できる体制作りについて考えたいと思います。(東三河支部担当)
第3分科会
『改革・改善への視点』
― 学校が活性化する事務の在り方 ―
平成18年3月、文部科学省が「学校評価ガイドライン」を策定しました。評価目標の一つに「学校運営の組織的・継続的な改善」を掲げています。職員すべてが当事者意識を持つことが大事です。事務職員の役割は、経営スタッフとして「学校改善につながる事務改善の推進」にあると考えます。この分科会では、私たちが学校でどのような改革・改善への視点を持つべきか、考えてみたいと思います。意識変革を図り、自らの仕事を客観的に検証できる力量を身に付け、学校改善について提言・実践していきましょう。(研修部担当)
《 第3分科会の講演会について 》
講 師: 中京女子大学 理事・高等教育研究所所長代理 八木沼圭司 氏
演 題: 「ADベースの人材開発」 ?理論と実践?