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《 情報企画部員レポート 》

◆本部研究分科会(全事研本部)

「ネットワーク社会における学校経営と学校事務」
?ネットワークを活かし内外をつなぎ拡げる事務職員の役割?

【提案要旨】

 第6次研究中期計画の4年次として、年次別課題に基づき、ネットワーク社会における学校経営と、これからの事務職員の役割を考えました。従来から学校は、様々な組織や人々とつながりを持ってきましたが、ICT環境の急速な進展により、その範囲や速度は従前の比ではなく、今や学校経営推進にネットワークは欠くことのできない重要な存在となっています。

 子どもの豊かな育ちや学びを地域社会全体で実現するために、ネットワークを活用し、資源とすることで、事務職員の立場から何ができるのか、二つの事例をあげて、考えたいと思います。学校経営の重要なテーマの一つは保護者・地域との連携です。地域に根ざし、学校の内外をつなぎ拡げる事務職員像は、今次研究中期計画でめざす姿でもあります。

 『自律・連携・創造』をキーワードに、ネットワークの活用や学校事務の組織化、学校財務、情報管理におけるマネジメントの展開を通して、質の高い学校事務を提供していく事務職員の役割について提案しました。

【会場からの質疑応答】

◎ マネジメントとは?

  事務職員の資質と捉えている。

◎ 財務と財政の捉え方は?

  学校予算を財務と考え、財政は市政等と考えている。

◎ ネットワークをどう捉えているか?

  ネットワーキングを作るためのパソコンだけのつながりではなく、人と人のつながりを考えている。

などの質疑応答がされました。

【助言者より】

◎ 学校事務というものをまず知ってもらう働きかけをして欲しい。一人だけでは世論は動かせない。学校を組織チームとして、どういう子供に育てたいのか、どういう学校にしたいのか、事務職員として財務面などからぜひ提案をして欲しい。
◎ コミュニケーションが大切である。双方向というがなかなか進まない。思いこみがあるからまずはその気にさせてやる気にさせやってもらうこと。