分科会概要(平成21年度県大会)
第1分科会 『繋げよう!教職員評価と人材育成』 ―学校の教育力向上のために―
教職員評価制度が導入されました。評価シートの作成においては、目標や達成基準の設定にお悩みになった方も多いのではないでしょうか。でも、せっかく取り組む評価制度ですから、有効に活用し、学校事務職員としての力量アップに繋げられるとよいですね。
研修部では、自主研修体系8次案で学校事務のあり方とそれを担う学校事務職員の人材育成を考え、研修講座や分科会を実施してきました。今回は、過去の講座内容を踏まえ、実践事例も交えながら、人材育成に活かす教職員評価を提案します。この分科会が、学校の教育力を向上させる学校事務を考える機会となればと考えます。
(研修部担当)
第2分科会 『計画(PLAN)から実践( DO )へ』 ―新章「これからの学校事務」―
子どもたちや地域の人々の笑顔あふれる学校づくりに向けて、学校事務の新たな展開と実践に向けての行動が急がれています。 研究部では、地域が主体となる学校経営の中での3tor機能の発揮など、学校事務の強化や高度化を図れるよう研究を重ねてきました。また、学校事務のグランドデザインの構築を目指して、個々の事務職員が能力を高め、さらに組織力を活用して、それぞれの場面で具体的な一歩が踏み出せるよう研究を進めています。今回の分科会が、皆さんとともに考え、行動へとつながる機会となればと考えます。
(研究部担当)
第3分科会 『少経験者支援の取り組み』 ―3つの支援策を通して―
ここ数年の退職者と新規採用者の増加により、退職者の豊かな知識や経験の喪失、知識や経験差による学校間の事務部運営格差、職場研修のあり方などのさまざまな課題が顕在化してきました。このような諸課題の取組みとして、知多支部は少経験者支援を活動の柱に設定しました。この少経験者支援として、3つの方策を研究し実践しています。分科会では、知多支部の実践活動を紹介し、また各地区の状況や取組み等の情報交換を通して、より有効な少経験者支援を構築する場としたいと考えています。
(知多支部担当)
第4分科会 『元気が出る学校であるために』 ―保護者・地域との信頼関係構築にむけた学校広報―
学校広報は「学校が保護者・地域社会と十分理解し合い、友好的な協力関係を築くために行う活動」と定義されます。その上で、学校広報を単なる学校からのお知らせではなく、学校経営・情報提供・学校評価をつなぐ概念と位置づけました。 本分科会では、「学校が元気になり、子どもたちが元気になる」学校であるために、保護者・地域社会との信頼関係構築に向けての、学校からの積極的な情報提供のあり方を考えます。
(一宮支部担当)