平成23年度県大会 分科会概要
第1分科会 『組織化の答えはこれだ!』
- 組織化のイメージを共有し実践へ -
研究部では、グランドデザイン実行策の一つ「学校事務の組織化・規定化」の研究をしています。組織の在り方、実務の流れ、職務職階の在り方や省令事務長制度の活用など、愛知における学校事務の組織化のモデルプランを提案します。
学校事務の組織化については具体的なものをイメージすることが難しく不安や疑問に思うことがあると思います。今回提示する標準モデルをもとに皆さんそれぞれの地域における組織化の在り方を一緒に考えていきましょう。(研究部担当)
第2分科会 『私にもできる!?カリキュラムマネジメント』
- 教育と行政をつなぎ、学校の教育力を高めよう! -
学校運営を支えるために必要な能力について知り、その能力を伸ばしていきたいと思いませんか。また、新学習指導要領の実施を始め現在学校の置かれている環境を知り、どのような教育支援をしていきたいと考えていますか。
教育支援の一つの方法として「カリキュラムマネジメント」に焦点をあて、様々な活動を通して学ぶ子どもたちや教員の姿を直視しながら彼らの要望を的確に吸い上げ、教育活動に反映させることができる事務職員、学校の教育力向上に結びつけることのできる事務職員の人材育成について考えます。(研修部担当)
第3分科会 『"学校事務新時代"今,名古屋が変わる』
- 進化(深化)する組織とシステム -
名古屋市では平成22年度から、全市の55ブロックで学校間連携を実施しています。また、今年度、学校事務の確実性・効率性の向上、学校事務の指導強化、人材育成等を目的に、学校間連携を基盤とした学校事務支援センターが設置されました。
この間の学校間連携の実施状況を報告し、学校事務支援センターの機能をもとに、学校間連携の標準や新しい学校事務を考え、実践につなげる機会とします。(名古屋支部担当)
第4分科会 『未来(あす)へつなげる学校事務』
- 子どもたちの笑顔が見える学校を目指して -
東三事研では、学校事務職員が積極的に学校経営に関わることが必要であると考え、そのために何をなすべきかという課題に対し、「子どもたちにとってのBest」という視点から研究活動を進めています。また、東三事研を構成する4市間の情報の共有化と連携のための情報企画活動を行っています。分科会では、これまでの活動報告に加え、若い世代の事務職員の考えもできるだけ多く取り入れ、今後の研究会活動の方向性や各研究会の連携の在り方を探る場にしたいと考えています。(東三河支部担当)