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平成28年度 愛知県公立小中学校事務研究大会開催

 テーマ 『アクション! 子どもたちの笑顔 つなげる明日へ』

平成28年11月25日(金) 蒲郡市民会館・蒲郡商工会議所

 11月25日(金)、さわやかな秋晴れの中、蒲郡市民会館・蒲郡商工会議所において、平成28年度愛知県公立小中学校事務研究大会が開催されました。資料参加を含め、県内外から1,139名の参加がありました。

 開会式では、主催者挨拶として愛知県教育委員会管理部総務課 山本雅夫課長から、「研究を進めることは各地域の実情やニーズに応じた教育行政を展開していく上で、大変意義があると考えており、学校事務職員の資質向上の一助になるものと確信しています」「研究大会の成果をそれぞれの学校・地域で一層深めていただき、より実りあるものとなることを期待しています」との挨拶がありました。

 続いて県事研 藤垣会長からは、「子どもたちや地域の人々の笑顔あふれる学校づくりを実現するためには、共同実施を通して、どこの学校でも安定し、より質の高い学校事務を提供していくことが必要とされています」「学校事務職員の業務の標準化、共同実施の一層の推進を図り、業務の分散化を進めることでチーム学校の実現を目指していく」「学校に勤務する唯一の行政職員として、学校のマネジメント力を高めていくことが求められている」「今こそ、これまで培ってきた実績と経験、教員や地域・保護者など学校内外との繋がりを生かし、学校事務の組織力を発揮して、私たちに期待されている役割を果たしていくときではないでしょうか」との挨拶がありました。

 また、ご多用にもかかわらずお越しいただいた、愛知県都市教育長協議会副会長 奥村英俊氏から、「行政職員、教育事務に専門性を有する職員として、積極的に学校経営に参画をしていただきたい」「共同実施を通して、地域全体の学校事務の安定・人材育成などの成果や、さらなる学校事務の可能性に期待している。そして、子どもや地域の人たちが生き生きと学びがいのある環境、笑顔あふれる学校づくりにご尽力いただきたい」とお話がありました。また、愛知県小中学校PTA連絡協議会会長 平岡将暢氏からは「学校事務職員の能力を生かし、教員が子どもと向き合う時間を一分、一秒でも増やしていただきたい。学校事務の専門性を生かし学校運営の一翼を担っていただきたい」など、多くの励ましや期待のお言葉をいただきました。

 開会式後の行政説明は、文部科学省初等中等教育局主任視学官 清原洋一氏を講師としてお迎えし、「これからの教育の動向-学習指導要領改訂の動きを中心に-」と題した講演が行われました。

 午後からは以下の4分科会があり、各テーマで研究成果が発表されました。

 
◇第1分科会 多忙化は解消できる!?
  -”忙しい”の正体をあばく-
海部支部
◇第2分科会 学校事務職員ってなんだ?
  -かすがいプラスの挑戦-
愛日支部
◇第3分科会 学校経営参画への挑戦
  -「経営資源確認ノート」ではじめの一歩を踏みだそう!-
事務支援部
◇第4分科会 理想を現実に。めざせ、学校事務職員マスター!
  -知多の未来を担う人材育成のための研修体系-
知多支部

 講演・4分科会の内容については後日発行の広報「学校事務だより」第223号に掲載予定です。