愛知県事務研ナレッジサイト愛知県公立小中学校事務職員研究会

愛知事務研ナレッジサイト

令和6年度市町村代表者会

令和6年11月20日(水)愛知教弘研修室

 令和6年11月20日(水)、坂種栄ビル10階の愛知教弘研修室において、令和6年度市町村代表者会が行われました。 教育事務所次長兼総務課長、市町教育委員会関係者などの来賓をはじめとして、多数の参加者がありました。また、オンラインでも20名余りの方にご参加いただきました。

 はじめに、山敷会長による挨拶の後、愛知県教育委員会あいちの学び推進課 担当課長 三矢 克之氏より「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進について」と題して、講演が行われました。講演の中で、コミュニティ・スクールの基礎的な知識の解説やご自身が勤めた公立小中学校で取り組まれた地域との連携・協働に関わる実践事例を紹介していただきました。まとめとして、「事務職員の皆さんも地域との連携・協働について当事者意識をもち、地域に開かれた学校づくり、学校を核とした地域づくりに対して、一緒に関わっていただきたい」とのお言葉で、講演が締めくくられました。

 続いて、情報戦略部よりコミュニティ・スクール状況調査についての結果と分析報告が行われた後、『コミュニティ・スクールと学校事務職員の関わりについて』というテーマで、実践事例の紹介が行われました。蒲郡市立西浦小学校 総括事務長 小島 賢三氏からは「蒲郡市のコミュニティ・スクールの推進について」、豊橋市立磯辺小学校 主事 前澤真希子氏からは「豊橋市での事務職員の地域連携業務への関わりについて」、瀬戸市立長根小学校 主任 西尾 縁氏と瀬戸市立瀬戸特別支援学校光陵校舎 主任 松井 政徳氏からは「地域連携担当教職員としての事務職員のありかたについて」との題で、お話をしていただきました。教育委員会のコミュニティ・スクール担当者としての経験、学校運営協議会で実際に提案した協議内容、人事異動を挟んでも地域連携担当教職員としての役割を果たす仕組みづくりなど、貴重な実践の紹介をしていただきました。

 最後に、各専門部局員による県事研の活動紹介並びに研究開発部による令和7年度東海大会に向けた研究経過の報告が行われました。