令和5年度学校事務情報交換会
令和5年8月23日(水)刈谷市産業振興センター
令和5年8月23日(水)、刈谷市産業振興センターにおいて、愛知県内の各教育事務所次長・支所長代理、県校長会役員、県教頭会役員、市町教委職員、支部長、県事研役員の出席の下、学校事務情報交換会が開催されました。
はじめに、県事研の事業内容について事務局長より紹介がありました。「教職員や地域の人々とともに子どもたちの笑顔あふれる学校づくりを進める」を学校事務職員のミッションとして掲げ、今年度の県事研活動である5本の柱について説明しました。
次に、情報戦略部より『愛知県におけるコミュニティ・スクールの現状と瀬戸市の学校事務職員の関わりについて』と題して、調査・実践報告が行われました。
その後、愛知教育大学 教授 風岡治氏より『コミュニティ・スクールとは?』というテーマで講義が行われました。その中で、コミュニティ・スクールの必要性や国の指針について説明され、「社会に開かれた教育課程」を実現するための新しい学校の姿が「コミュニティ・スクール」であり、学校と地域を取り巻く課題解決のための仕組みがコミュニティ・スクールの意義であると述べられました。講義を基に、『コミュニティ・スクールの現状と課題について』というテーマでグループに分かれて話し合いが行われました。
引き続いて、風岡治氏より『コミュニティ・スクールにおける学校事務職員の役割について』というテーマでご講義いただき、コミュニティ・スクールは導入することが目的ではなく、「つかさどる」ことを踏まえた学校事務職員としての、保護者・地域住民・関係機関等との連携及び協力の推進に関る校務運営への参画が必要であると述べられました。その後、『学校事務職員に期待する役割(能力)について』というテーマでグループワークが行われ、コミュニティ・スクールにおける学校事務職員の役割についてさまざまな立場の参加者と意見交換をすることができました。