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平成30年度学校事務情報交換会
平成30年8月24日(金)蒲郡商工会議所
平成30年8月24日(金)、蒲郡商工会議所において、教育事務所次長・新城設楽支所長代理、県校長会役員、県教頭会役員のご参加のもと、学校事務情報交換会が開催されました。 はじめに、「学校教育法等の改正に伴う具体的取り組みについて」と題した基調説明がありました。小島事務局長から、昨年度の学校教育法、同法施行規則、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(地教行法)の一部改正についての概要、改正を受けて研究会の具体的な取り組み、今後の展開について説明がありました。
その後、兵庫教育大学 教授 日渡円氏より「学校経営目標達成への学校事務職員の活用について」と題して講義、グループワークが行われました。講義では学校教育法、同法施行規則、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(地教行法)の改正がどういうものか、学習指導要領の改訂がどのような影響をもたらすのか、説明をしていただきました。グループワークは、県校長会役員、教頭会役員、学校事務職員を交えたグループに分かれて「あなたが10月の中旬に途中人事で教頭から校長になった場合今後何に取り組むか」というテーマで行われました。グループごとにさまざまな取り組みが挙げられ、それぞれの職種で違った視点から考えていることに驚きの声がありました。
グループワークを受けて日渡氏は、人は経験と知識から解決策を考える癖があり、視点の違いはそこから来るものであると解説されました。さらに学校で起こる問題には経験と知識のみでは解決できない場合もあることに触れ、問題の実情を調べ、それを踏まえて解決策を考える「問題解決型」の方法を提案されました。