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第1回SP策定委員会

平成28年7月6日(水) 刈谷市産業振興センター

 現在、県事研では全県下で本格実施となった共同実施や学校事務を取り巻く状況を踏まえ「新しい学校事務職員制度」に対応するため、愛知における学校事務のグランドデザイン「あい・学校スマイルプラン」(以下、「SP」)を第2期へとリニューアルさせるため、事務局を中心に各専門部局委員会から選出されたメンバーでプロジェクトチーム(以下、「PT」)を組み、定例会にて検討を行っています。(*現行SPについては、こちらを参照してください。)

 SP策定の進行具合と今後の方向性を確認するために県事研役員とPTによる第1回SP策定委員会が開催されました。冒頭、藤垣会長より「率直な意見交換を通じて、県事研としての思いを関係諸機関・諸団体や社会にどう伝えていくか。社会的要請も踏まえて、様々な角度から次期SPを検討したい」という話がありました。

 まず、PT設立から現在までの経過報告が行われました。続いて、今後のスケジュールについて協議を行いました。役員側からは、「今後のスケジュールに問題はないか」「会員からの意見収集はどうするのか」「関係諸機関・諸団体や社会の人からの意見をどのように頂くのか」といった質問が挙げられました。PT側からは、「平成29年5月の県事研総会で提案するため、厳しいスケジュールではある」「会員からの意見収集については検討予定である」「関係諸機関・諸団体には策定に向けて協力いただけるようお願いしている」といった回答が出されました。

 次に、SP構成図についての説明があり、「SP構成図をもとに原稿を作成する」「現行SPを引き継ぎつつ、現在の社会情勢を反映する」「会員にとってわかりやすいものとする(なるべく造語などは使用しない)」「組織や制度などは一歩先を見据えた内容とする」といったことについて役員側と確認しました。

 最後に、中間報告に向けて協議が行われました。その中で、「SP構成図について、原稿を作成していく段階で変更した方がいいと考えたときは、現在の案にこだわらずよりよい形に変更していく」「意図があるなら、人材という言葉を人財に置き換えてもかまわない」「今回のSP関連の報告を情報企画部と検討してナレッジサイトに掲載する」といった確認や、「次期SPにも社会的背景を考えれば、『地域』という言葉を載せなければならないが、具体的な案はあるのか」「学校事務職員の専門性とは何か」「一般の会員に伝えるための示し方を検討する必要がある」といった課題もでてきました。

 今年度初めてのSP策定委員会でしたが、役員、PTともに率直な意見交換と協議が行われました。学校事務を取り巻く社会的視点から厳しい意見もありましたが、PT側は役員側と次期SPの内容について確認・決定でき、また県事研全体としても次期SPの課題が明らかになってきたと思われます。今回のSP策定委員会が次期SPにある「-子どもたちや地域の人々の笑顔あふれる学校づくりの推進-」につながることを確認し閉会しました。