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平成27年度 愛知県公立小中学校事務研究大会開催

 テーマ 『アクション! 子どもたちの笑顔 つなげる明日へ』

平成27年10月23日(金) 日本特殊陶業市民会館

 10月23日(金)、さわやかな秋晴れの中、日本特殊陶業市民会館において、平成27年度愛知県公立小中学校事務研究大会が開催されました。今年度は三年に一度の全体会方式での研究大会でした。資料参加を含め、県内外から1,192名の参加がありました。

 開会式では、主催者挨拶として愛知県教育委員会管理部総務課 八木亨課長から、「研究を進めることは各地域の実情やニーズに合わせた教育行政を展開していく上で、大変意義深いものであり、学校事務職員の資質向上の一助になることを確信しています」との挨拶がありました。
 続いて県事研 藤垣会長からは、「今年度、128名の総括事務長をはじめ、200名を超えるブロックリーダーのもと、県内ほとんどの市町村で一斉に共同実施を始めることができました」「共同実施という学校事務の組織的な展開を通して学校事務職員の資質を高め合い、教育や行政が抱えている様々な課題に、地域全体で具体的な解決に向けて取り組んでいくことが必要です」「今こそ、これまで培ってきた職の実績と経験をもとに、学校事務の組織力を内外に発揮していくときではないでしょうか。これからの学校事務に寄せる私たちの志と覚悟を見せていきましょう」との挨拶がありました。

また、ご多用にもかかわらずお越しいただいた、愛知県都市教育長協議会会長 加藤正俊様をはじめとする来賓の方々からは、「管理部門の中核をなす行政職員である学校事務職員の役割はこれまで以上に大きなものになってくる」「様々な課題を克服するための一つのツールとして、愛知県では共同実施組織を立ち上げている。立ち上げた共同実施の本来の狙いを今一度確認し合い、それぞれの地域で共同実施というシステムに命を吹き込み、学校の指導部門と管理部門の両輪が機能することによって、子どもたちの教育環境が良好に整備されていくことを期待している」「『チーム学校』の中で、学校事務職員の高い専門性、幅広い知識に対する期待が非常に大きい」「子どもたちや地域の人々が笑顔あふれる学校づくりにともに邁進していきたい」など多くの励ましや期待のお言葉をいただきました。

 開会式終了後は、国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官 藤原文雄氏を講師としてお迎えし、県事研 風岡副会長を聞き手として、「チーム学校と共同実施」をテーマに対談形式の講演が行われました。
 午後からは、名古屋支部と東三河支部による「スマイルプランで目指す事務職員像」についての実践報告、情報企画部による「市町村における職指定等整備状況調査から見えてきた現状や課題」についての報告、事務局による現「『あい・学校スマイルプラン』の総括と次期『あい・学校スマイルプラン』の課題や方向性」についての提案がありました。
 最後に、午前に講演していただいた藤原文雄氏と愛知県小中学校長会副会長 金原宏氏から実践報告・調査報告・「あい・学校スマイルプラン」の提案についてご講評をいただきました。

◇実践報告◇
名古屋支部 「名古屋グランドデザインの成果と課題について」
東三河支部 「『子どもたちの笑顔が見える学校づくり』のための学校事務の追究」

◇調査報告◇
情報企画部 「愛知県における共同実施の現状と課題」

◇提案◇
事務局 「あい・学校スマイルプラン」提案

  1. 現「あい・学校スマイルプラン」の総括
  2. 次期「あい・学校スマイルプラン」の提案
  3. 「あい・学校スマイルプラン」についての講師講評

 講演・実践報告・調査報告・提案の内容については後日発行の広報「学校事務だより」第219号に掲載予定です。