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令和4年度学校事務情報交換会

令和4年8月23日(火)刈谷市産業振興センター

 令和4年8月23日(火)、刈谷市産業振興センターにおいて、愛知県内の各教育事務所次長・支所長代理、県教育センター企画管理課長、県校長会役員、県教頭会役員、県教委総務課長補佐、市町教委職員、県事研役員・理事等の出席の下、学校事務情報交換会が開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、参集での開催は3年ぶりとなりました。

 はじめに、昨今の学校事務職員を取り巻く環境を基に、磯貝事務局長より県事研の事業内容について紹介がありました。「教職員や地域の人々とともに子どもたちの笑顔あふれる学校づくりを進める」ために、今年度県事研が定めた「5つの活動の柱」について説明がありました。

 次に、愛知県教育委員会 総務課 課長補佐 川田敦行氏より『学校事務職員研修計画作成の進捗について』、山敷副会長より『県事研の考える学校事務職員の研修体系について』と題して、それぞれ基調報告が行われました。標準職務遂行能力や現在の研修体系の概要が示され、学校事務職員のキャリア形成を意識した研修体系の構築に向けて、県教委や県事研が考える研修体系、研修計画について提案がありました。そのときどきの年齢構成、職員数など、さまざまな条件に応じた研修内容の見直しを検討するほか、「3つの目指す学校事務職員像」を基本として、研修計画を立てるとよいのではないかと述べられました。

 最後に、『学校事務職員の職級(職位)に応じた能力開発と研修体系の構築について』というテーマで、意見交換が行われました。そこでは、共同学校事務室の機能に注目が集まり、総合教育センター、教育事務所、市町教委主催の研修だけでなく、共同学校事務室でのOJT研修の充実や人事評価への室長の関与等の重要性が話題となりました。