豊田公立小中学校事務職員研究会は、豊田市とみよし市の公立小中特別支援学校116校に勤務する学校事務職員で組織する研究団体です。学校教育の発展に寄与することを目的として、学校事務の研究及び会員の資質向上に努めています。昨今は学校教育を取り巻く環境が大きく変化していますが、私たちは学校に勤務する事務職員ですので、環境が変わったとしても、学校教育の発展に寄与するという点は変わらないと言えます。ただ、どう寄与するかという点では変化の影響を受けざるを得ません。
平成29年の学校教育法一部改正では、事務職員が主体的に校務運営に参画するよう職務規定の見直しがありました。それから7年余りが過ぎて、この文言を目にすることも普通のこととなりました。しかし、まだ私たちは「主体的に校務運営に参画する」ことに対して当事者意識を持ちにくい現状があるのではないでしょうか。
本研究会は令和4年度に「教育活動と経営活動をつなぐ事務職員」という目指す姿を打ち出し、豊田事務研アクションプランを提示しました。令和6年10月の愛知県公立小中学校事務研究大会では、「行動しよう!挑戦と実践『豊田事務研アクションプラン』」というテーマでの分科会発表を行い、「教育活動と経営活動をつなぐ事務職員」という目指す事務職員像を示したアクションプランの提案や、会員一人ひとりが学校の課題解決に向けて自分のプランを策定することをサポートするワークシートを紹介しました。
令和7年度はこのアクションプランの定着を目指して、各学校での実践をサポートしていきます。それにより、学校教育の発展に寄与したいと考えております。役員一同微力ではありますが、本研究会の目的達成のために努力する所存です。どうぞよろしくお願いします。
令和7年5月