豊田公立小中学校事務職員研究会は、豊田市とみよし市の公立小中特別支援学校116校に勤務する学校事務職員で組織する研究団体です。学校教育の発展に寄与することを目的として、学校事務の研究及び会員の資質向上に努めています。
さて、この5月で新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類となり、学習指導要領が示す資質・能力の育成に向かって、学校は邁進できる状況となりました。教育活動の制約が少なくなったため、学校の教育力は向上が見込めますが、教職員の業務負担軽減も図らなければなりません。教育力向上と負担軽減。一見、相反する2つをどう両立させていくのかに多くの学校が苦心していることと思います。
そのために必要と言われるのが、学校のマネジメント機能の強化です。事務職員に対しては、「主体的・積極的に校務運営に参画する」ことが求められています。事務職員の力が必要という点では働き甲斐がありますが、役割を果たすためには資質や能力の向上が欠かせません。
本会の研究活動がその一助となることを願い、役員一同微力ではありますが精一杯努力する所存です。1年間、どうぞよろしくお願いします。
令和5年5月 豊田公立小中学校事務職員研究会
会長 御宿 秀紀